GMO-Z.comコイン、5/24より仮想通貨FXおよび仮想通貨売買サービス開始
GMOインターネットグループのGMO-Z.comコイン株式会社は、2017年5月24日より仮想通貨FXおよび仮想通貨売買サービス「Z.comコイン byGMO」サービス開始。
▼GMO-Z.comコイン 仮想通貨FX、仮想通貨の売買が行える「Z.comコイン byGMO」5月24日(水)より提供開始
【「Z.comコイン」提供開始の背景】
近年、個人・企業の国際送金や決済といった様々な取引の場面で、ビットコインをはじめとする仮想通貨の活用が進んでおり、仮想通貨の市場規模は数年後には1兆円に達するとも言われています。
日本においては、2017年4月に施行された改正資金決済法※1によって、消費者を保護するための各種規定が整備された他、ビットコインをはじめとする仮想通貨の売買や交換等の事業を行う事業者に対して、仮想通貨交換業を適正かつ確実に遂行する体制の整備や、財産的基礎等の基準を満たすことなどを求める登録制が導入されました。これにより仮想通貨市場の健全性が高まると見られています。さらに2017年7月以降は、仮想通貨の譲渡にかかる消費税も撤廃されることから、今後、より急速に仮想通貨が普及すると見込まれています。
一方、GMO-Z.comコイン社は、こうした市場背景のもと、仮想通貨の交換および取引事業を展開するべく2016年10月に設立された会社です。GMOインターネットグループが展開するクラウド・ホスティングやセキュリティ(電子証明書)などのインターネットインフラ事業、FX取引などのインターネット金融事業で培った技術力・サービス提供ノウハウを活用し、仮想通貨交換サービスの企画・開発を進め、2016年11月には、仮想通貨の売買を行えるサービスの試験提供を開始いたしました。以降、本格稼働に向けて準備を行ってまいりました。
そしてこの度、GMO-Z.comコイン社は、多くのお客様にご利用いただける環境が整ったことから、仮想通貨FXおよび仮想通貨の売買が行えるサービス「Z.comコイン」を正式に提供開始する運びとなりました。
※1:改正後の「資金決済に関する法律」のこと。
【「Z.comコイン」について】
「Z.comコイン」では、「仮想通貨FX」と「仮想通貨売買」の2種類の商品を提供いたします。また、仮想通貨の盗難防止対策として、コールドストレージ※2とマルチシグネチャ(多重署名)※3を採用するなど、お預かりするお客様の資産の管理体制およびセキュリティ体制を整備しております。
※2:コールドストレージとは、ネットワークにつながっていない安全性の高い仮想通貨の保管環境のこと。
※3:マルチシグネチャとは、複数の署名(秘密鍵)がなければ仮想通貨の移動(送付)ができない仕組みで、これにより安全性が高まる。
「Z.comコイン」商品ラインナップ(2種類)
1)「仮想通貨FX」:ビットコインの店頭証拠金取引
「仮想通貨FX」は、FX(店頭外国為替証拠金取引)と同じようにレバレッジを効かせたお取引が可能です。
(1) 売値(Bid)と買値(Ask)を同時に提示する『2wayプライス(Bid, Ask)』方式での直接取引。
(2) 最大5倍のレバレッジ取引が可能。
(3) 注文方法は、「成行 / 指値 / 逆指値 / IFD / OCO / IFD-OCO」から選択可能。
(4) スマートフォン専用アプリのご利用が可能。
(5) 24時間365日、土日祝日を問わずいつでもお取引可能。
2)「仮想通貨売買」:いつでも手軽に仮想通貨を日本円で購入・売却
日本円で仮想通貨を購入したり、持っている仮想通貨を売却したりすることが可能です。
また当初はビットコインのみの取り扱いとなりますが、今後、仮想通貨の種類を拡大していく予定です。
(1) 取り扱い仮想通貨:ビットコイン
(2) 24時間365日お取引が可能。
(3) 売買手数料「0円」
(4) ビットコイン出金手数料「0円」