信用創造、マクロ経済とビットコイン反省会
コロナウイルスの感染拡大による未曽有の危機が世界中で進行しています。すでに経済活動に大きな打撃を与えており、今後さらにこの影響が拡大し、リーマンショックのような金融危機や恐慌に発展するのではないか、もしくはすでにそれは起きているのでは、という声もあります。
また、このような状況は、元々リーマンショック後に誕生し、中央銀行や金融、信用創造のアンチテーゼとして考えられることが多い、ビットコインの意義や課題の一面を考えなおすいい機会だと思います。
今回は信用創造の基本的な仕組みや歴史、ビットコインとの関係、また現在起きているコロナウイルスが今後どのようにマクロ経済やビットコイン、仮想通貨市場全体に影響を与えるか、などを、株式会社クリプタクト代表取締役(Co-CEO)の斉藤岳さんにゲストに来ていただき、解説、議論します。
【トピック】
・そもそも信用創造とは何か
・信用創造と経済発展
・信用創造が抱えるリスク
・信用創造と金本位制
・ビットコインの発明は信用創造のアンチテーゼか?
・マクロな視点で見たビットコインへの期待と限界
・コロナウイルスショックと仮想通貨の今後のシナリオ
など
【クリプタクト 暗号資産(仮想通貨)投資支援プラットフォーム】
https://www.cryptact.com/
【Cryptact斉藤さんプロフィール】
・05年東京大学工学部システム創成学科卒、07年東京大学大学院工学系研究科卒
・07年4月 ゴールドマン・サックス証券入社。自己勘定投資チームである戦略投資部にて、不良債権投資、プライベートエクイティ投資、不動産投資から船舶投資まで様々な投資に携わり、法的整理含めた事業再生の案件も手掛ける。
・10年5月 自らの裁量で投資判断する投資家になるため、ゴールドマン・サックス・インベストメント・パートナーズへ異動。資産総額8,000億円を超えるグローバルヘッジファンドに参加し、ヘッジファンドマネージャーとして株、債券、為替、金利、CDS、デリバティブ、ローンなどへ最大800億のポートフォリオの投資・運用を行う。
・19年2月 株式会社クリプタクト代表取締役 Co-CEO 就任