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第8回「ホワイトリストにPepecash!?CP(カウンターパーティ)トークン」

キーワード
Pepecash

Pepecash誕生から1年が経過しました(2016年9月17日発行)。
CP(カウンターパーティ)上のトークンであるPepecashがホワイトリストに記載されることに・・・。PepecashはRarePepeとの交換手段となるコミュニティ通貨という当初の枠を超えつつあるのでしょうか。

RarePepe、知ってますか?

この緑のカエルがPepeです。これは絵師の方にペペコイナー税理士を書いてくださいとお願いして誕生しました。

ペペコイナーと主張する私ですが、実はどこから出現してきたかいまいちわかってませんし、良く知りません(笑)RarePepeは、緑のカエル「Pepe」と呼ばれるキャラクターで、仮想通貨が誕生する前から存在していたらしいです。
Pepeを作りたいのは世界にたくさんいるはず・・・と、CPトークンを用いて、一部のdankな人達によって、自由に改変され、広がってきて、今に至ります。現在、RarePepeは約1,500です。仮想通貨の種類も多いですが、RarePepeも負けてません。

CP(カウンターパーティ)とは、ビットコインのブロックチェーンを利用した、トークンプラットフォームです。そのCP上で発行されたトークン(簡易コイン)のうち、RarePepeは、RarePepe申請をして承認をされたトークンのことです。Pepecash自体もトークンです。PepecashとRarePepeは、トークンとトークンの交換をしていることになります。

他にも、Spells of Genesisなどのゲームと連携できるトークン(ゲームトークン)、企業が発行しているトークン(Zaifトークンなど)や個人が発行しているブログトークンなどがあります。

誰でも簡単に発行することができ、ビットコインと同様に送受信、DEX(分散型取引所)でトレードすることも可能です。CP上のトークンにどのような特典を持たせるかによって価格(価値)が変動する訳なのですが、特典を持たせるかどうかは発行者次第です。何も特典を持たないトークンも数多く存在します(こっちの方がメイン)。
明確な目的を持って発行されるRarePepeやMemorychain、ゲームトークンなども面白いです。しかし、個人が発行するブログトークンも好きです。



仮想通貨関係のブログを見ていると、このような画像を見かけることがあるかと思います。そこをクリックすると、BTCで寄附することができます。寄附のお礼にトークンを送ってくれる人達がいます。お礼に受け取ったトークンをブログトークンと言ってます。

発行者は、寄附の記念に送ってくれているだけで、受取った側は、赤い羽根募金みたいに寄附した証で自己満足みたいなことです。中には発行者が特典を付けてくることもありますが、基本的にはそんなことをする目的で発行していません。寄附ですから。
そうであっても、配当機能を使って、トークン保有者にRarePepeトークンやBTCなどを送ってくれることもあります。

発行者によっては、トークン保有者しか見ることのできないコンテンツを提供してくれています(TokenTalk:https://tokentalk.org/)。
自分のCPアドレスを登録することで、トークン保有者のみがサイトの閲覧が可能になります。



保有しているトークンによって閲覧できるコンテンツが表示されています。

トークンを保有していない人(保有量が達していない人)は、自動的に閲覧できない様にする仕組みは面白く、トークンを保有している人にしか使えないサービスや製品などが今後、色々出てくるのでは、と、期待しています。
寄附と思いつつも、実はトークン保有者だけに提供されるコンテンツを楽しみにしています。
しかし、TokenTalkは、運営が・・・なのもあって、トークン発行者のやる気は奪われ、更新してくれる方は、ごくわずか。全然、更新されなくなっています。

私も税金関係で作ってはみたものの・・・、ほとんど何もしないまま、やめてしまいました。仮想通貨の値上がりとともに、いまなら需要があるかも(笑)
やらなくなってしまうのは当然といえば当然かなと思います。継続的に意味(特典)を持たせていくのは難しいと感じます。
個人の話しかもしれないけど…そんなもんです。

同様のサービスとして、秘密基地(XCP)(https://xcp.how2nyan.info/)を有志の方が作ってくれたそうです(ツイッターと連携)。しかし、トークンを保有している人や知らない人が多いので、発行者もあまり更新することがないような状況です。



私自身、最近、思い出して、ちょっといじってみました。トークン保有者にしか見れないページを簡単に作ることができます。
興味のありそうなトピック(トピック名だけ)を作っておきましょう。

結局、何が言いたいかと言うと、ここを使って、ペペアーティストやメモチェンアーティストは、トークン保有者しか見れないコンテンツを提供してください。うそです(笑)
でも、作者の思いや経緯など書いてあるとより一層、付加価値を付けることができるし、保有する楽しみが増します。
こういったところから仮想通貨の仕組みに触れいていくのも仮想通貨の楽しみ方の一つではないでしょうか。

そんな残念な状況のトークンですが、追い打ちをかけるように、国税庁からのタックスアンサー。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1524.htm

オワコンが加速してしまいます。

「ビットコイン」を「Pepecash」と置き換えた場合。

  1. トークン発行→発行時において課税されません。
  2. Dex(分散取引所)で販売→入手したPepecashを円換算した金額が所得税の課税対象
  3. 個人へプレゼント→所得税は課税されません。贈与税が「受取った側」で課税
  4. 法人へプレゼント(寄附)→所得税が課税
  5. 法人から受取る→所得税が課税(通常、一時所得)
  6. 寄附ボタンからBTCを受け取った場合→個人からは贈与税。法人からは所得税(通常、一時所得)

現在の法律にあてはめて考えるのが難しい状況です。

問題点は主に、

  • 時価評価が難しく、円換算が複雑
  • トークン関係は利益を得る目的としてやっているのかもあやふやだが、利益を得る目的でない者も課税される
  • 個人が仮想通貨を個人に寄附した場合の扱いなどを整理するのは難しい
  • 個人からもらう場合と法人からもらう場合で扱いが異なるが把握が難しい

税制がペペ(社会)の発展を妨げるものであってはなりません。
税金の関係が頭をよぎると、トークンを利用することに躊躇してしまいます。

贈与税については、チップ等の贈り合いに関しては、社会通念上相当と認められるものは非課税ですし、贈与税の基礎控除(110万円)もあるので、それほど気にする必要はありません。
(国税庁HP:https://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4405.htm

売却、交換部分(②)に関わることは、課税対象になることが避けられないと考えられます。

トークンを実際に使ってみて色々、興味を持ったので、あまり税金関係は気にせずやってもらいたいのがホンネです。

早急に改正があることを願うばかりです。

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丸山正行税理士事務所

プロフィール

丸山正行

丸山 正行

Masayuki Maruyama

丸山正行税理士事務所 代表(ビットコイナー税理士)

2012年08月 税理士試験合格(簿記論、財務諸表論、法人税、所得税、消費税)
2014年01月 税理士登録
2015年05月 ビットコイナー
2016年08月 TAKARAで初トークンをゲット
2016年11月 ペペコイナー
2017年02月 税理士報酬をビットコインで初決済
2017年04月 メモリーチェイナー
2017年04月 エコビットコイナー

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